そた@イギリス留学

大学生が9ヶ月間のイギリス留学で見たもの感じたことを書いていきます。

留学の難関: VISAゲット

さてさて、僕はいま成田空港のターミナル内にあるカプセルホテルでこれを書いています。

本来は明日の朝に広島から東京へ来てその日のうちに渡航する予定だったのですが、前も書いたように「台風」のせいで明日の国内線が危ないとのことだったので、前泊することにしました。国際線で欠航はなかなか無いとは聞いたのですが、大幅な遅延がないことを祈っています

ほんと、なんてタイミングで「今年最強」とか言われてる台風がくるんだい🤷🏻‍♂️

ちなみに、いまいるとこはこんな感じ

カプセルホテルの雰囲気ムンムン。好きです笑

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ホテルのホームページより。

ところで今回は、イギリスのビザの取得までの流れについて書きたいと思います。

というのも自分がとても苦労したからです。他の国のことはよく分かりませんが、イギリスのビザの仕組みはとっっっても分かりにくい&変更が多すぎでした

実際に留学に行っていた先輩や、ネット上の情報など色々と参考にしましたが、何ヶ月か前の情報でさえ僕の申請時とは変わっている部分もあるほど。

そんな訳で、またすぐ変わってしまうかもしれないけど、どんどんと情報をアップデートして少しでも参考になればと思って書くことにしました

※今回僕が取得したのはTier4という学生ビザです。ビザによって必要物や手順は違うので注意!

ステップ①:オンラインでの申請 

 まず、ビザの申請はネット上で行います。

 Apply for a UK visa - GOV.UK

このイギリス政府のサイトでTier4 ビザを選択し、求められる通りに情報を入力していきます。

オンライン申請において一番大事なのが、CAS(Confirmation of Acceptance for Studies)の番号、いわゆる留学先の大学からの入学許可証のようなものです。とにかくこれがないと何にも始まりません。

申請では基本的な情報だけでなく、財政面の質問も細かく聞かれます。すごく面倒なので雑に入力しがち(僕はそうでした…)ですが、後々すごい不安に駆られたのできちんとやることをオススメします笑

 

入力が終わると、支払いに移ります。まず、ビザの申請代として約350ポンド(約52500円)、手数料が約55ポンド(約8300円)がかかります。そして、イギリスでは先に保険代のようなものを払っておくことで、基本的に医療費が無料になります。その保険料が約150ポンド(約23000円)でした。

合計すると約555ポンド、日本円にして約85000円ほどかかりました。うう、高い…

 

クレジットカードを登録したりして料金を払ったら、 実際にビザの申請センターの予約を取ります。土日は空いてないし、大学生が留学する時期って海外の入学に合わせてだいたい同じくらいなので、けっこう空いてなかったりします。申請が終わったらすぐに予約する方が良いと思います

ステップ②:ビザセンターへ

いよいよ実際にビザセンターに行きます。イギリスのビザが申請できるのは東京と大阪にある VFS Visa Application Centre というところです。予約の段階で大阪か東京かを選びます

僕が驚いたのが、このセンターは民間機関だということ!

 

ビザを申請しに行くといえば、普通は大使館や領事館などをイメージしますよね

でもイギリスでは、政府と連携したこの民間機関が日本で代わりに受付を行い、海外の公的機関へと送る仲介役となる仕組みをとっています

そのため、ビザセンターでの流れは想像と違うものだと思います。日本のセンターができるのは、提出物を預かって海外の機関へと送ること。つまり、ビザセンターに行ってもビザが下りるか下りないかは分からないんです笑

 

ビザセンターに行くにあたって一番苦労したのが、やっぱり提出するものについて。

 ●  a current passport or other valid travel documentation

  • proof that you can support yourself and pay for your course - this will vary depending on your circumstances
  • proof of parental or other legal guardian consent if you’re under 18
  • proof of your relationship with your parent or guardian
  • your tuberculosis test results if you’re from a country where you have to take the test

  イギリス政府のサイトによると、Tier4ビザのための提出書類は上記のものです。

簡単に言うと、

・パスポート

・財政証明書類

・親などの同意書(18才以下)

・戸籍謄本など家族関係の証明書

・語学力証明書類

 となっています

 

この中で特にややこしいのが、財政証明。政府のサイトでは、

A bank-slip, bank statement or certificate of deposit that shows you have held enough money to cover your course fees and your monthly living costs for up to 9 months. They must show that you have held the required money for (at least) a consecutive 28 day period which ends within the 31 day period before you paid your visa fee online.                                          

つまり、ビザ申請日から30日以内の最終取引日から遡って、最低28日間継続して口座に十分な資金が入っていることを証明しないといけないみたいです。うーん、日本語で読んでもややこしい…

 

そしてその十分な資金というのが、滞在先などにもよって変わるみたいですが、だいたい137万円くらい。

学生は家族から一時的にお金を借りて乗り切らないとしんどい額ですよね

 

でも!!! 色々と説明してきましたが実は、上で書いた提出書類はほとんど必要ないみたいなんです笑

というのも、日本はlow risk nationalitiesに指定されている信頼度の高い国であるため、日本人がビザ申請をする場合、上でも書いたCASがあれば基本的に財政証明や語学力証明はいらないんです。

ただし、確率は低いですがたまに抜き打ち検査として資金力証明書類を求められることもあるそうなので、不安な方は準備しておくことをオススメします。

 

まとめると、ビザセンターに行く際には、パスポートとCASがあれば基本的に大丈夫です。写真はセンターでその場で撮るのでいりません

でもそれだけではさすがに不安だと思うので、個人的には、IELTSやTOEFLの成績書や銀行の残高証明書などを提出しておくといいかなと思います。

 

ちなみに、ビザセンターの人に聞いても何も教えてくれません。

僕は提出書類が不安で尋ねてみたんですが、「アドバイスは1980円で承っております」って言われました😀

ステップ③:ビザの受け取り

ビザの受け取り方は、ビザセンターに直接取りに行くか送料はかかるけど家に送ってもらうかの二択です。僕は大阪まで遠いので送ってもらいました

ビザの審査にはだいたい15日から20日ほどかかると言われていました

僕がセンターで申請したのが7月20日

その後まったく音沙汰なく、大丈夫かなと思っていたのですが、、

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8月2日にビザが下りたことの連絡がきました、いやあ、一安心。

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 そして、4日に家にビザが届きました!!!これでビザ取得までの話は終わりです。

 

文字が多くて読みにくいし、ビザは国ごとに全然制度が違うのでイギリスで留学などを考えている人以外にはあまり互換性のない内容になってしまいましたが、次はロンドン観光の話になると思うので是非ー!

 

ではではおやすみなさい。🤤