そた@イギリス留学

大学生が9ヶ月間のイギリス留学で見たもの感じたことを書いていきます。

エディンバラの街紹介

たぶん乾燥のせいか、喉が絶望的な状態になってしまい龍角散を欲する日々です。笑

 

前回の記事でエディンバラ大学のことなんかについて書きましたが、今回は街の様子などなど、大学以外のことを紹介したいと思います!

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まあとにかくきれいなところです。何気ない通りでも絵本みたい。

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よく道端で見かけるこんな感じの男性。

これは、バグパイプというスコットランドの伝統民族楽器で、スカートのような衣装と合わせてスコットランドの象徴とも言える存在です

※写真とか撮った後はなるべく、前に置いてあるケースなどにチップを入れてあげることを忘れずに!

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毎年8月にはエディンバラフェスティバルのメインイベントとしてミリタリータトゥーという催しが開かれ、エディンバラ城で軍歌隊などによるバグパイプの大演奏や行進を見ることができます!

とても見たかったのですが、都合上9月に入ってからエディンバラにくることになったので見れませんでした… いつか見に行きたい!!

 

何気ない街並みももちろんきれいなのですが、エディンバラの中でも人々に人気のスポットにも行ってきました。

まずはこちら、カルトンヒル

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寮から15分くらいで歩いていける場所にあります

この丘からはエディンバラの街並みが一望でき、丘なので登るのもわりと楽でオススメです

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まさに、「これぞエディンバラという景色です。Edinburghってネットで検索するとこんな感じの画像がいっぱいでできます笑

 

そして次に紹介するのはアーサーズ・シート(アーサーの玉座

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https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=17589700

この奥に見えているやつです
ここも区別としては丘らしいのですが、カルトンヒルとは比べものになりません、言ってみれば山。

 

寮のイベントで知り合った、ウクライナ出身でエディンバラ大学で建築を学んでいるニックとアーサーズシートから朝日を見る計画を立てました

二度寝しそうになる自分にむち打って朝5時半ころ寮を出発。辺りはまだ真っ暗です。

早朝なのですごい寒かったですが、なんとか1時間ほどで到着。

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一応登る道はあったのですが、道とは到底言えない部分も多くなかなかスリリングな道中でした笑

そしてついに太陽が!まあ予想はしていましたが、そこはエディンバラ。当然空は雲だらけなので、イメージするようなおひさまは見れませんでしたが、だんだんと空が赤く染まっていく様子は素晴らしかったです

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ただ頂上はまあそれはそれは風が強くて、会話もろくにできないほど。

めちゃくちゃ寒くて凍えているときに、横を見たらアジア系のおじさんが半袖半ズボンでいた時は目を疑いました。インドの仙人かなんかでしょうか。

これからもっともっと寒くなると思うので、この時期に登っておけてよかった!

 

ここまで2つ、展望スポットを書きましたが、次は街中で訪れたおすすめの場所を!

まずはカフェです☕️

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 the elephant houseという名前のこちらのカフェ。撮り方が悪く見切れていますが、右下に注目!

"Birthplace of Harry Potter" って書いてあります。

実はハリーポッターの作者J.K.ローリングはここエディンバラに住んでいて、行きつけだったこのカフェでまさにハリーポッターの第1巻を書き始めたそうなんです!まさに誕生の地!!

 

だからと言って店内に特別な何かがある訳ではありませんが、記念すべき場所に来れてなんだか嬉しい

f:id:bokusota:20180916233419j:plainちなみに、これは店のトイレなんですが、見ての通りお客さんが壁にも天井にも何かしら書きまくってます笑

ここまで来ると1つのデザインですね

このお店である料理にも初挑戦

f:id:bokusota:20180916233708j:plainこの手前の黒っぽいやつ。スコットランドの名物ハギスです(本来はもっとグロい見た目してます。興味あればHaggisで検索)

刻んだ羊の内臓などを羊の胃袋に詰めた料理です… 言葉にするとなんかすごい響き…

スコットランドに来たからには試しておこうと思い頼んでみました

味は、、、すっっっごく濃いハンバーグみたいな感じ。不味くはないです

ただ、特殊なのはその食感。なんかすんごいねっとりしててちょっと不快でした笑

友達とシェアしていて良かった、あんまり量食べれるもんじゃありません笑

 

ハリーポッターつながりでもう1つ紹介したいのが、お墓です

f:id:bokusota:20180916234413j:plainこれ、誰のお墓だと思いますか?よーーーく見ると、左の石に名前が書いてあります。"Thomas Riddle"

聞き覚えのある人も多いのでは?そう、トム・リドル、もっとわかりやすく言うとヴォルデモートのお墓なんです!

グレイフライアーズ教会の敷地にあるお墓なのですが、これがモデルになっていると言われています。

ちなみにこの教会、心霊スポットとして有名らしく、確かに雰囲気バリバリでした…

 

心霊現象については触れないことにして、楽しい話に戻りましょう笑

これまたハリーポッターに関連するのですが(さすがハリーポッターの街)、先日あるスポーツに参加してきました

ハリーポッターに関係していてスポーツと言えば、そうクィディッチです!

大学の新歓の際に、クィディッチの体験しませんかというページを見つけて、一体どんなものか興味津々。

 

いざその場所に行って見ると、やってます、クィディッチ。笑

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失礼な話ですが、やっている姿を最初見た時は吹き出すかと思いました。笑

しちゃいけません。彼らは大学生や地域の人々など4、50人が所属するれっきとしたコミュニティチームです。

そして何より驚いたのが、クィディッチというスポーツが世界的に行われていること

2005年にアメリカ(そこはイギリスじゃないんかい。)の学生によって始められ、現在では世界25か国、2万人以上がプレイしているそうです…

そしてハリーポッターの国イギリスでは、クィディッチがプレミアリーグ化されていて、大きな大会なんかも頻繁に開催されているんだとか

さらにW杯まで開催されているそうですよ…マジカイ。

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でもこれ見てください。この黄色いパンツの彼が「スニッチ」です。要は、彼の後ろにぶら下がっているボールを取れば勝ちなのですが、当然ただの肉体バトルなので、もはやレスリングです。

 

1チーム7人で行われ、ボールを運んで輪っかへと投げ入れるチェイサーが3人、ブラッジャーに見立てたボールを相手チームに当てて邪魔をするビーターが2人、ゴールを守るキーパーが1人、そしてあの黄色いスニッチと格闘するシーカーが1人です

 

残念ながら現代ではまだ人は飛べないので、プラスチック製の棒を股に挟んでやります。挟んだまま動いたり投げたりするのは意外と難しい。

体験してみましたが、思った以上に楽しい!

ドッジボールハンドボールレスリング、鬼ごっこなどを混合させたみたいなスポーツとでも言いましょうか、とにかくハードです…

 

日本ではまだ全然認知されていないリアルクィディッチ。日本に帰ったら作りましょうかね、クィディッチサークル。需要ないか。笑

でもほんとに楽しいです!たぶん最初に見たときはほとんどの人が笑うと思いますが笑

 

ハリーポッター関連のことについてだいぶ書きましたが、最後に前回も述べた多様性への理解について。

街中でも、それはいろんなところで感じます

料理屋さんは本当に多国籍だし、スーパーマーケットもアジア系やアラビア系など様々です

街を歩いていても見た目ではっきりとわかるほどいろんな人種の人が暮らしています。日本が今後移民を受け入れるのかなどは議論がありますが、オリンピックなどもあり少なくとも今まで以上の国際化は必要だと思います

同じ島国ながら多様な人々が共存しているこの国から学べることは多いなと感じました

 

そんなわけで、日本食がたくさん売っているスーパーも見つけました!!

正確には中国人の経営するチャイニーズスーパーなのですが関係ありません笑

f:id:bokusota:20180917002421j:plain醤油やダシ、味噌や焼肉のタレなどの調味料などが揃っていて、お米やカップ麺などもあります。ちょっと感動。

 

日本の大学生活ではほとんど自炊していなかったのですが、こっちでは自炊とかして気分をあげないとやってられないと思ったので頑張ろうと思っています。笑

 

当然炊飯器なんかないので、まずは鍋で米を炊く修行じゃ〜!!💪🏻

 

ということで今回はこれで終わります!いよいよ授業が始まります…

やることだけはしっかりとやって、あまり考え込まずほどほどに楽しんでいこうと思います笑

それでは!

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おまけ:人生初のイケア(向こうではアイケアと発音するらしく最初分からなかった)へ。デカすぎて何がなんやらでした笑