1ヶ月Veganチャレンジ🥦
こっちはもうすっかりクリスマスムード。お店もそれぞれ装飾をしてたり、クリスマスマーケットも始まりました。いろんなお店が立ち並んでいるだけじゃなく、日本のものよりだいぶ勢いのすごい絶叫系アトラクションなんかも突然現れました。笑
今度やってみたい。
ちなみに12月の頭に、クリスマスマーケットの本場ドイツに行くことにしました、めちゃめちゃ楽しみです… その様子も楽しみにしててください〜!
今回は、僕がこっちにきて面白いなって思ったあることを紹介したいと思います。
タイトルのVegan(ヴィーガン)、皆さん聞いたことありますか?
ヴィーガニズムは絶対菜食主義とも言われ、生活から動物製品の使用を排除するライフスタイルです。
ベジタリアンという言葉はよく知られていますが、ベジタリアンが肉や魚は食べないけど乳製品や卵などは食べる一方、ヴィーガンは基本的に動物が関わっているものは全てアウトです。
はちみつとかも生き物からできたものなので食べません。
言ってみればベジタリアンの最終形態みたいな??
さらにいうと、主に食生活において使われるヴィーガンですが、中には食生活だけにとどまらず、衣服などのあらゆる製品においても動物が使われているものは使わない人もいます。
Dr. Martens という靴のブランド、僕も好きなんですが、なんと動物からじゃなくプラスチックや植物由来の材料を使ったブーツなんかも販売しています。
こっちで留学を始めて、できた友達の何人かはヴィーガンで、話を聞いているとすごい面白いなって思いました
友達は日本に来たこともあるのですが、「日本はほんとに綺麗で人も優しくて最高だった!けど食に関しては…大変だった。。」
って言ってました。そう、こっちにきてからいかに日本があまり食の多様性に関して遅れているか気づきました
ヴィーガンはもちろん、ベジタリアンやハラルフード(イスラム教の人たちの食事)など、もちろんあるところにはありますがまだまだh普及していないと思います
対してイギリスでは、だいたいどんなレストランに行ってもベジタリアンメニューがちゃんと書かれていたり、スーパーマーケットには専用のコーナーがあります。
豆からできた肉(っぽいもの)とか豆乳のヨーグルトとか、種類もいろいろ
ちなみにこれは大学周辺の落書き。こうゆう落書きけっこう見かけます
日本食は健康的
っていうイメージがあるだけに、日本の様子について説明するとけっこうみんな驚きます。
こういう違いを考えるとやっぱり日本はまだまだ多様性社会になれてないなあと感じます、もちろん食だけじゃなく、あらゆる生活様式において、同じ島国であるイギリスとは全然違います
宗教や信条による生活の違いへの対応、まだまだですよね
タイトルにもあるように、友達2人と一緒に先月末ごろから1ヶ月間、ヴィーガンになってみました。笑
服とかまではさすがに無理なので、あくまで食生活だけ。
ブログで紹介したいなって思ったけど、なんだか紹介するんならその前に自分が試さなきゃって思ったし、何より環境が整ってるこっちでしか経験できないことだなって思ったので!
狙ったわけじゃないけど11月1日は世界ヴィーガンデイらしく、11月はヴィーガン月間みたいだったので、ちょうどいいね〜ってことで。笑
1ヶ月経ってみて、うーん、そんなに大変じゃなかったかな。楽しかったです。
3人のうち1人は、4年間ほどペスカトリアンという、肉は食べばいけど魚などはおっけいという食生活をやってたみたいです。肉いがいは大丈夫なのでペスカトリアンもこっちではけっこう見かけますが日本ではなかなか知られてないですよね
多くの人がベジタリアンなどの過程を踏むのと違って僕たちはほとんど知識もないままいきなり最終形態になったので、ちょっと苦労することもありましたがまあ1ヶ月だし全然おっけいでした笑
でもちゃんと知識を持ってやれば、びっくりするくらいいろんな料理を作れるし、ちゃんと栄養も摂れるみたいです。
実際、一流アスリーろの中にもたくさんヴィーガンがいるらしい。すごいな
たまに、行ったお店にそういうメニューがなかったり、友達が料理を作ってくれたりした時、それがヴィーガンじゃなかったらちょっと困ります。
そんな話をしてたとき、別の友達が「おれフレキシタリアンだよ」と一言。FlexibleとVegetarianを掛け合わせた言葉、つまり基本的にベジタリアン(もしくはヴィーガン)だけどたまに肉とか魚も食べるよってことです。その人が勝手に作り出した言葉かと思って笑ってしまいましたが、実際に辞書に載ってました。なんと。。。
でもすごくいい考えですよね、何事も1つのことにあまりに固執するのはよくないし、柔軟に考えて気軽に始めることができます
もう1つ僕が興味を持った理由として、環境への影響があります
僕は日本では法学部なんですが、どちらかというと「法律」っていうそのものよりは、国際関係とか開発学とかに興味を持ってます。自己紹介とかすると8割くらいの確率で「将来は弁護士か〜」って言われますが残念ながら法曹(弁護士・検事・裁判官)を目指したいという気持ちは今の所ありません笑
留学先ではいろんな勉強してみたいと思って、法律以外の授業もとってるんですが、その1つにSustainable Developmentがあります。「持続可能な開発」って訳されてるやつです
国連が2015年に発表したSDGs (Sustainable Development Goals): 持続可能な開発目標をベースに、世界中で取り組みが行われている現在もっとも熱いな分野の1つでもあります
「開発」っていうとなんかガガガーって工事みたいに開発するイメージ浮かびますが、そうとは限りません。
中学校とか高校とかで、地球温暖化とかオゾン層とかある程度習いますが、想像する以上に深刻な問題です
何気なく暮らしているこの便利な経済状態をこのまま続ければ、100年以内に地球は人間の住めない環境になる可能性が高いと主張する専門家が多くいます。100年です100年。僕らの孫の世代くらいでしょうか。
しかしだからと言って、はいストップって経済を終わらせれるわけもありません。
だから、いかに将来の世代の可能性を損なうことなく、いま現在の世界も前に進んでいけるような発展の仕方が必要ですねって話です。
環境・経済・社会の3本柱が掲げられていて、気候変動などの環境問題だけでなく貧困や格差問題なども大事な論点です。
日本でも少しだけこれについて勉強したことがあって、このテーマがいかに多分野に渡るかに気づいて面白いなと思いました
僕のような法律を勉強している人から、政治学、社会学、経済学、開発学、地理学、環境学、生物学などなど、典型的な文系から典型的な理系まで、あらゆる学問が関わって問題を考えることのできる勉強ってすごい楽しくないですか??
てなわけで、難しいですがこっちでの授業も楽しくやってます。笑
話が少しずれましたが、そう、この授業で少しだけ、ヴィーガンは環境にいいのかっていう話が出ました
それがきっかけで始める人も多いように、温室効果ガスを大量に排出してしまう畜産業に比べ穀物や野菜、豆類などの生産は環境に優しいと言えます。
これは、さっき出てきたSDGsの中でも掲げられている環境保護に効果があります
しかし一方で、いま現在世界では大量の人々が畜産業に関わっている事もまた事実。
畜産業を止めることは環境には良いかもしれませんが(そうとは限りませんが長くなるので割愛)、これもまたSDGsの1つである「安定した雇用」という点から見ると逆にマイナスになってしまうかもしれません。
もっと具体的な話をしだすときりがなくなってしまうのでやめときますが、けっきょく自分が何を言いたいんだろうって考えてました笑 たぶん、
ヴィーガンというものの背景にある考え方
に興味を持ったと思います。
ベジタリアン・ヴィーガンとかって聞くと、僕は「あー、食生活とか変えて健康とかに気を使うみたいなやつかー!」なんて感じてました
でももっと深いです。
ヴィーガンの友達が「この生活が絶対に良いものだとは言い切れないかもしれないけど、少なくとも私はやらないより良いと思ってるからやってる、それで十分だと思う」って言ってました
動物愛護とか環境保護とか、それぞれがそれぞれの考え方に基づいて生活を変えています
とにかくすごくいい経験ができました。誰がイギリスに来て1ヶ月間ヴィーガン生活をすることになるなんで想像したでしょうか。笑 これだから新しいことは面白いです。
これからですが、うーん、ヴィーガンを続けるつもりはありません笑
すごくいいと思うけど、やっぱりね、1ヶ月だからできた感はあります、友達とお寿司食べに行く約束しちゃったし。はは
そうですね、フレキシタリアンにでもなろうかな笑
そんなこんなで今回は旅の写真とかも特にないだらだらとした内容になってしまいましたが、こっちに来て学んだことを紹介したくて書きました。
書いててすごい感じたけど、最近日本語の長い文章を書くのが下手になってる気が…
英語に慣れてきたんだとしたら嬉しいけど、日本人としては複雑な気持ちです。笑
読みにくかったらごめんなさい〜
あくまでも僕がそこまでちゃんと調べることもなく書いてる内容なので、間違っていることもあるかもしれません。興味を持った人はぜひ調べたりしてみてください。同じようにチャレンジしてみるのもありです笑
ではでは、最後までありがとうございました!