初めまして令和
どうも。前回のブログから約2ヶ月も経ってしまいました… もはやブログ終わったんじゃねって思われていたかもしれません笑
後期の授業も終わり、あとテストを受ければ6月からは日本、ついに留学生活も終わりです。いろいろいろいろ、たくさんの初めてを経験して、しんどいなーって思うこともありましたが、それ以上に周りの人に恵まれて楽しかったです
帰りたくないと思えるような留学にできてよかった!
ここで留学の振り返りのしてもいいのですが、一応まだ最後まで終わったわけじゃないので後にとっておきます
今回はあまりに間が空きすぎて逆に(?)なに書いたらいいかわかんないので、さーっとここ最近の振り返りをして短く終わろうと思います
ヨーロッパ旅行
授業が終わったあとのイースター休暇を使って友達と2週間くらいの旅行に行ってきました
イタリア、マルタ、オーストリア、ハンガリー、チェコを周り、ローマで立ち寄ったバチカン市国を入れて6カ国を巡るなかなかの旅でした。
イギリスに留学している間になるべくいろんなヨーロッパの国を見てみたいと思っていたのでいろいろな文化や景色に触れることができていい経験になりました
1つ1つ振り返ると到底書ききれないほど思い出があるので個人的に印象深かったことを紹介しようと思います。
それは、国の過去の歴史がところどころに残っていて現在の社会と融合していることです
歴史が残っているのは当たり前と言えばそうなのですが、どういうことかと言うと今の国の様子とは違った過去の要素が残っていたことです
「マルタ会談」という言葉を覚えている方はピンとくるかもしれませんが、冷戦終了の宣言が行われた場所です
この国は1964年に独立するまでイギリスの一部でした。そして独立後も、イギリス連邦の1つとなっています
イギリス連邦とはなんぞやと言うことですが、英語で言うとCommonwealth of Nations または単に the Commonwealth と言って、主にはイギリスとそのもと植民地国からなるゆるーい国家の連合みたいな感じです
もちろん現在は植民地から独立し1つの国として存在しているのでイギリスとの間に上下関係がある連合というわけではなく、歴史的繋がりを生かして協力していこうねみたいな
上の図の青い部分が現在のイギリス連邦加盟国なんですが、以外とその数はすごい多くて、インドやカナダ、オーストラリアや南アフリカ共和国など、誰もが知っているような国も含めて世界で53カ国がこのイギリス連邦に入っています。大英帝国がいかに強大だったかわかりますね。
そんなイギリスとの結びつきがすごく深いマルタは、その感じられるものがところどころにありました。例えば言語!
マルタの公用語はマルタ語と英語
地元の人たち同士で話しているのを聞くと大体がマルタ語で話しているようでしたが、街中の標識や看板などは英語ばかりでした。こんな国に生まれ育ったら知らない間にバイリンガルですね笑
マルタが自国のマルタ語と合わせて英語を公用語にして普及させているおかげで、英語圏の国として企業などが進出しやすく、莫大な経済的効果をもたらしてくれているみたいです
英語の語学留学とかでもバリ島とかセブ島とかと並んで有名ですもんね!
それ以外にも、道の名前がイギリスの皇族から取られたものだったり、イギリスの植民地時代に作られた要塞なんかが残っていたりと、イギリスの面影を見ることができました
もう1つ面白かったのがこの2カ国で見た歴史の名残
ハンガリーはブダペストだけ、チェコはチェスキークルムロフとプラハの2都市に行ったのですが、この2つの国を通して旧共産圏の面影が残されていました
冷戦時代、資本主義を掲げるアメリカ率いる西側諸国と社会主義・共産主義を掲げるソ連率いる東側諸国に世界が二分されましたが、その際ハンガリーとチェコは東側諸国の一員でした
ハンガリーは1989年に民主化し人民共和国に、チェコも同じく1989年に革命によって共産主義体制が崩壊し共和国になったのでそれぞれもう今は違う体制の国になっているのですが、ちょっとしたところにその面影を感じました。
例えば下の写真
普通にマーケットにあるお土産やさんで見つけたんですが、ソ連を前面に押し出したお土産展開。笑
そしてなんと道端に出ていたマーケットではこんなものまで売られていました。ソ連のパスポート!!
店主のおじちゃんいわく本物らしいですが真相は不明です。笑
おもしろかったので友人が購入いたしました笑
他にも、Communist Museumがあったり、共産主義時代に重要な役割を果たしていた建物が残っていたりと、ちらほらその面影を目にしました
マルタもハンガリーもチェコも共通して面白いなーっと思ったのは、過去の歴史の遺産が現在の社会にうまく溶け込んでいることです
さっきも言ったようにマルタはその歴史的経緯から英語圏という位置を保つことで企業が進出しやすい、そして観光客も世界中から集まりやすい国をつくれていて、結果的に経済的利益を受けています。
同じようにハンガリーやチェコでは上にあるような共産主義を彷彿とさせるようなお土産がけっこう人気らしく、また当時の重要建造物などが公園などとして観光地となっています
こんな風に、うまーく社会に溶け込んでいる感じがいいな〜って思いました
こんな感じで、面白い発見もありつつ、楽しい友達と一緒にほんとに充実した旅行ができました。
平成と令和
正直イギリスにいるのであんまり実感はないのですが、日本はこの4月30日をもって「平成」 が終わり、新しい時代「令和」が始まりましたね
平成に生まれ育った身としてなんだか不思議な気持ちでいます
元号って考えてみるとけっこうおもしろい制度で、現在世界では日本にしかない制度らしいです
中国や台湾などにもかつてはあったらしのですが、例えば中国では王朝制度の終焉とともに皇帝を象徴してきた元号制度も終わったそうです
日本でも、天皇と結びついて古くから元号が定められてきました。日本史を勉強したことがある人にとって元号は切っても切り離せないものだったはず!
中国と同じように、日本でも天皇制の終わりは訪れ、天皇は日本の象徴であり国政には関与しないという現在のスタイルになったのですが、その際も国の象徴としての天皇を形づけるものとして元号制度は存続しました。
つまり王朝制度が終わるタイミングで元号を終わらなかった以上、もはや元号制度をやめる理由づけがありません笑
逆に今の生活から元号がなくなったら日本はけっこう戸惑うと思います
「昭和の〜」とか「平成〜年」とか言えなくなったらわりと面倒なことも増える気がします
ただ、元号の変わり目にはちょっと事務などが大変かも
新しい時代ということで何人かの友人がこの5月1日に入籍してたんですが、婚姻届の日付は令和じゃなく平成のままで、二重線で消すスタイルでした笑
平成が終わったのか〜っと思うと、いつか「平成生まれ」がすごいおじさんみたいに言われる日が来るんだろうなーっと思うとちょっと怖いですね
というかふと思ったけどHey!Say!JUMPはやっていけるのでしょうか。またなんか新しいアイドル出そうですね、令和に絡めたやつ笑
そんなことを思いつつ、令和も自分らしく楽しく生きていけたらいいなと思いつつ、今回のブログを終わろうかなと思っています
お久しぶりですの挨拶代わりに書いたブログなのでゆるーい感じですが読んでいただいてありがとうございました!
ちなみに、何か書いて欲しい内容があれば絶賛募集中です!笑