ハリーポッターと謎の石(?)
※内容に入る前に
前回の記事をアップした時、なぜか途中で切れてしまっていたみたいです。
続きもアップしてるので、ギャンブルに巻き込まれかけたあたりで途切れたという方はぜひ最後まで見てください!
ではでは、今回の記事へ!
ロンドンに滞在している間に行った、オックスフォードとソールズベリーのことを書きたいと思います
旅はいつものようにパディントン駅からスタート。
まずはオックスフォードを目指します
僕はオックスフォードなどには行こうと思っていましたが、「どの日の何時に」なんかは全く決めていなかったので、予約などはしておらずその場でチケットを購入
これが大きなミスでした…
何がミスかを説明するにはまず、イギリスの鉄道事情について話さないといけません
イギリスの鉄道は、昔は国営だったみたいですが、日本のJRのように、1990年代にナショナルレイルという組織として民営化されたそうです。
ただ、日本と違うのは、複数の鉄道会社が路線などによって分割で運営していること。
なので行く方面によってその玄関口となる駅も異なります。
特殊な料金体系
まず、イギリスの鉄道は基本的に日本よりも高めです。そして何より僕がびっくりしたのが、料金変動がとっっっても激しいこと
乗り降りする駅が同じでも、切符を買う時期や実際に乗車する時間帯なんかによって値段が全然変わります。
鉄道を利用する際(特に長距離移動)は、切符の予約が早ければ早いほどお得です。ほんとにお得。笑
予約は3ヶ月先くらいまでできるのですが、正直3ヶ月後の予定なんてなかなか分からないと思います
調べた感じだと、値段の変動が大きいのは乗車の2週間ほど前かと思います
僕は乗る前に切符を買ってしまったので、パディントン駅からオックスフォードまでの約1時間の電車に35ポンド(約5250円)かかりました。
ちなみに2週間後の同じ路線のチケットを見てみると、なななんと6ポンド(約900円)でありました。ナンテコッタ🤷🏻♂️
ちなみにもう一つ面白いのは、基本的に片道運賃と往復運賃の値段がほぼ変わらないということ。普通考えられないですよね
でも実際、僕が乗ったオックスフォード行きの電車は、片道35ポンド、往復は36ポンドでした。帰り道1ポンド(約150円)って。笑
なので帰りは違うルートで帰る予定でしたが何を思ったか僕は往復切符を購入。しかしこれが後で思わぬラッキーに繋がります
鉄道の話はこのくらいにしておいて、無事オックスフォードに到着。
めちゃくちゃいい天気です
オックスフォードに来た理由、それはなんと言ってもアレでしょう。そう!ハリーポッター!!!
オックスフォード大学のキャンパスが中心に点在するこの街は、映画ハリーポッターの多くのシーンのモデルになりました。イギリスに来る前に謎に2日間ほど徹夜してハリーポッターシリーズを見返した僕には最高の場所です。笑
オックスフォード駅からメインストリートを歩くと、カーファックスタワーに着きます。このタワーは登ることができて、街の景色を一望できます
ただ、階段はまあほんとに狭いので荷物は最小限で。笑
階段を昇った先には…
オックスフォードの街並み!青空も映えて綺麗でした
タワーを出た後は、一番楽しみにしていた場所、クライストチャーチへ。まさに映画の撮影に使われた場所があるところです
入り口から一枚。
中庭に行ってみると、
ああ、なんかそれっぽい。笑
ちなみにこの庭の中は立ち入り禁止です
儀式なんかが行われる大聖堂も、それはそれは良かったです
イギリスのいろんな建物でステンドグラスの綺麗さにほんとに感動して、ガラス職人になりたいとちょっとだけ本気で思いました笑
そしてなんといってもここ!雰囲気が一番ムンムンなところ
食堂です。まさにあの世界、不思議な感覚です
この食堂、なんと今でも現役!
オックスフォード大学の中でも最大かつ裕福なカレッジであるこのクライストチャーチの学生は現在でもここで食事を取っているそうです。羨ましすぎますね
余韻に浸りつつクライストチャーチを後にして街へ。
赤いバスにこの街並み、うつくしい…笑
次に訪れたのは聖メアリー教会
大学の図書館の一部であるこのラドクリフ・カメラを中心にいくつかカレッジが集まっています
すぐ後ろにあるのが、
ボドリアン図書館
ここも実はハリーポッターの撮影に使われた場所です。
図書館内部も見覚えある感じですよね。ここでハリーたちはよく悪巧み(?)をしていたわけです
そんなこんなで他のカレッジも見つつぶらぶらと駅に戻っていると、何やら賑やかな声。横を見てみると古着屋や食べ物屋台などが集まってバザーを開いていました
日本食の屋台なんかもあって、焼き鳥やいなり寿司など、そこそこ人気みたいでした
買ったはいいものの盛大にこぼしてしまいコーヒーの匂いのするカバンとともに駅に戻って次の目的地ソールズベリーへ
オックスフォードからソールズベリーは約1時間半の電車旅
壮大な景色が広がります
駅に着くと、街並みを見ながら歩きます
訪れたのはここ、ソールズベリー大聖堂
ここは無料で入場できます
内部もほんとに綺麗でおすすめです
大聖堂を後にしたら、今日の最後の目的地へと向かうため出発。ストーンヘンジです!世界遺産として日本でもけっこう有名ですよね
イギリス三大がっかりスポットとか書いてるサイトもありましたが一度は見ておきたいと思い行くことにしました。
しかしここでハプニング
ストーンヘンジまでは予約しておいた専用のバスで行くのですが、バスが止まるのはソールズベリー駅とソールズベリーの街中にある1つのバス停の2回。
僕は大聖堂から近い街中のバス停から乗る予定でした。
ストーンヘンジバスのマークのあるバス停を見つけて待っていると
お、来ました。この緑のバスです
するとあら不思議、バスは僕の横を颯爽と通過。
「………え?」でしたね。
さっきのは違うバスだったのかも!と思いしばらく待っても、一向に来ません。
バスの通り過ぎた方向へ歩いてみると…
ありました。もう1つ、同じマークのあるバス停。
どうやらここだったっぽい…おいおいまじか。
僕が乗ろうとしていたのは最終便、次はもう来ません
しかも、ストーンヘンジへの入場は事前予約が必要で、このバスに乗る人はすでに団体として予約されたチケットをストーンヘンジでバスを降りる際に運転手からもらうという流れ。つまり僕はチケットも持っていません。
バスの運行会社が目の前にあったのでとりあえず駆け込み、事情を話しますが、「ごめんね、どうしようもないわ、またおいで」とのこと
でも僕は今日ストーンヘンジに行くために高い交通費と時間をかけてソールズベリーまで来たんです、ここで帰るわけにはいかない!
チケットはどうするかなど色々不安はありましたが、「まあいいやとりあえず行けばなんとかなる!」って気持ちでタクシーを捕まえストーンヘンジへ急行。
こうして図らずも人生初の単独タクシーを経験しました
バングラデシュ出身の運転手さんと話していると着きましたストーンヘンジ。
あの緑のバスはもういません。チケットどうしよう。
ダメ元で入り口に行ってバスの予約証を見せると…
「団体予約だけどあなただけ?」と聞かれましたがなんとOKが出て入れました。いやあ、やってみるもんですね笑
写真に写っているのはストーンヘンジのビジターセンター
カフェやショップがあります。なんと総工費は約46億円らしいです
有名なモニュメントまではこのビジターセンターからシャトルバスで移動します
これぞ文字通り「パワーストーン」と言った感じで、雰囲気ありました。まあ確かに他に何があるわけでもないのでがっかりする人がいるのも納得ですが、僕は来てよかったです
辺りには牛(みたいなやつ)がいっぱい。
例の緑バスの帰りの最終便は18時。タクシーで来たので、乗れるのか心配しつつバスのところまで行ってみると
運転手さんがびっくりしたように話しかけて来ました
「にいちゃん、さっきバス停でカメラ持って立ってただろ!?」
どうやら同じ運転手のようです
僕の成り行きを話しているうちに、僕も運転手も大笑い。
「君がまずやることは、うちの会社に電話して俺をクビにしてもらうことだよ」って言ってました笑
帰りはしっかりと連れて帰ってもらえることになりました!
一件落着。運転手さんと仲直り(?)の一枚。笑
その後ソールズベリー駅についてパディントンまで電車で帰ろうとすると、約1時間半の電車で、料金は45ポンド(約6750円)。たっけええええ
ちなみに2週間後だと8ポンド(約1200円)とかです。どうなっとんねん。
しかしここで、上で書いたように思わぬラッキーが!!!
何気なく買っていたオックスフォードからパディントンまでの復路切符。普通もう使わないものなのですが、なんとその復路切符を駅員さんに見せるとパディントンまで帰れたんです!
なんという幸運!実質、1ポンドで帰れたってことです。
悪いこともあれば良いこともあるもんですね😌
パディントン駅に着いた頃にはすっかり夜。
まだ食べたことがなかったので、イギリスと言えばのフィッシュ&チップスを初体験。
なんというジャンクで雑な見た目。
ほんとに、「揚げる&揚げる!箱にバーン!!」て感じです
味は、おなじみのフライドポテトと揚げた魚の味。
だってそれ以外の味がしません、塩しかかかってないし。笑
でも食べてみたかったので満足です
これにて1日が終了。ロンドンから少し離れて旅をしてみましたが、この日も本当に濃い1日でした。
特にハリーポッターの聖地に行けたことが嬉しかった。イギリスには他にもいろんな地域に撮影場所があるので巡れたらと思っています
では、今回もありがとうございました!
次はいよいよ留学先であるエディンバラのことについて書こうと思います!