そた@イギリス留学

大学生が9ヶ月間のイギリス留学で見たもの感じたことを書いていきます。

ハロウィン in エディンバラ

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寮からの。慣れてもやっぱりこの街は好きです

 

11月4日。イギリスはロンドンのヒースロー空港に着いた日から2ヶ月が経ちました

さすがに生活にも慣れてきて、景色・生活・日常のあらゆることが新鮮だった毎日もだんだんと「普段の日常」になりつつある気がします。雨でも傘なんてささないのが当たり前みたいになったのもその内の1つかもしれません。だって最初の頃さしてたら風強すぎて壊れたもん。笑

新しい生活に慣れるのはもちろんいい事ですが、慣れすぎて当たり前のように生活することはあんまりしたくない。

やっぱり何かしらチャレンジして新鮮なことを見つけて毎日に刺激を加えてあげないと、ボーンやりしたまま留学を終えてしまいそうだからです

というわけでこれからも深く考えすぎず限られた時間でいろいろと挑戦できたらいいなと思ってます!

 

て感じで気合い入れたばかりなんですが、僕の日本の大学ではちょうど学祭があってほんとに楽しそうだったし、僕の地元では今年7月の水害を受けてずーっと延期されてた夏の花火大会がやっと開催されたみたいで、友達の写真とかを見てるとちょっとだけ日本帰りたくなっちゃった最近です。笑

 

ところで今回の記事は、特にメインの内容があるわけではありませんが、ちょこちょこ紹介したいことを書いていきます〜

 

10月31日 ハロウィンでしたね

最近では日本でもすっかり一大イベントかなと思います。友達から駅前のものすごい様子がいっぱい送られてきました笑

実はこのハロウィン、僕が留学しているスコットランドに関係のあるイベントみたいです。

ハロウィンの起源は古代ケルト人と言われています。彼らの1年の終わりが10月31日で、冬が始まるとともに、死者の霊が訪ねてくると信じられてたそうです。日本のお盆みたいな感じかなあ

残念ながら霊がみんないい人(?)とは限らず、中には悪霊がいるので、それらから身を守って追い出すために、仮面などを被って火を焚くようになったんだとか。ものすごい仮装してスクランブル交差点を走り回ってる人は仮装の由来を知るよしもないでしょう。笑

そしてこのケルト人、アジアからヨーロッパへの渡来民族なんですが、特にスコットランドアイルランドウェールズとの結びつきが深いらしく、現在でもこれらの地域にはケルト人独自の文化が残っていて、イングランドとの違いを表すものの1つになっているそうです。

ちなみにエディンバラ大学で開講されている語学コースの中に、ゲール語というのがあります。これがまさに、現存するケルト語派の言語の1つ!教えてもらって唯一覚えてるのが、「Slainte(スランチャ(チェ))」

英語で言うところの「Cheers」、日本語での「乾杯」の意味です。

 

そんなハロウィンの夜、友達ととあるイベントに行ってきました。その名も「サウィンファイアフェスティバル」🔥

これは古代ケルト人のお祭りサウィン祭を受け継いだもので、ハロウィンの原型とも言われています。1年を夏(光)と冬(闇)に二分するケルト人にとって、10月31日は霊がくる日であると掃除に夏の収穫を祝う日だったんだとか。

この日を境に夏が終わり冬が始まるわけです

そのコンセプトを引き継いだ現代のこのお祭りは、夏vs冬って感じです。笑

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いろ鮮やかな仮装をした人たちが炎の中で踊って歌って暴れます。

そして最後に夏の王と冬の王が決闘!

でも夏は10月31日この日で終わりです。どう頑張っても冬きちゃいます。笑

と言うことで冬の王が勝っちゃいました☃️❄️

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こちらが冬のキング様フリーザみたい。なんかちょっとだけ嫌なやつそうじゃないですか?笑

このお方が勝っちゃったせいで僕たちはこれからとんでもなく寒い冬を過ごさないといけないのか… ちょっとこんにゃろ〜って思っちゃいましたごめんなさい王様。

 

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イベントのクライマックスはボンファイアと呼ばれる、大きな焚き火の周りで踊ります

この日は特に寒くてほんとにブルブルゆってたので、この炎のあったかさは感動ものでした

伝統を感じつつ楽しい踊りや音楽を楽しめてとてもいい経験ができました〜!!!

 

もう1つ、最近行った場所をご紹介。

スコットランド国立美術館には以前行ったことがあったのですが、今回はスコットランド国立肖像画美術館なるものに行ってみました

その名の通り、いろんな人物の顔の絵や写真、銅像なんかに特化した美術館です。

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エリザベス女王もしっかりと。笑

f:id:bokusota:20181105091545j:plainこの部屋はどこかハリーポッター感あって好きでした

普通の美術館とはまた一味違った面白さがある場所って感じでよかったです!

 

ところでところで、以前イギリスと日本の時差の話をした時に、サマータイムについて触れましが、

そのサマータイムが10月の最後の日曜日で終わりました⏱

夜中だったんですがイベントに行ったあと友達とおしゃべりしていたら、2時30分くらいだったiPhoneの時計が次に見たときには1時30分に…!!!

めちゃめちゃびっくりしました笑

と言うことで、サマータイムの時は8時間だった時差が、いまは9時間です。地理の授業で「標準時のイギリスと日本の時差は9時間」って習った記憶があるのでこっちの方がすんなりきます

 

もう1つ最近知って面白かったのが、学年の話

アメリカから来たイーサンと香港出身のライアンの3人で話してたとき、年齢の話になりました

僕はいま日本の大学2年生で、彼らはエディンバラ大学の1年生です。

3人とも19歳ってことがわかって、ん?ってなりました

イーサンは1999年8月、ライアンは1998年11月生まれ。僕は1999年の3月生まれです。

日本では入学式のある4月が年度の始まり、3月が終わりですよね。なので僕は遅生まれってやつです

でも海外では入学式は9月!僕が9月からエディンバラ大学に留学したのも学校が始まる時期に合わせるためです。

つまり、海外では9月から翌年の8月生まれまでの人たちが同学年

僕たちの誕生日でいうと、日本ではライアンと僕は同学年でイーサンは後輩になりますが、海外ではライアンとイーサンが同学年で僕だけ1つ上の学年になります。おもしろいなあ笑

 

海外では高校を出た後「ギャップイヤー」といって、そのまま大学に行かずに1年間ほど国外などでボランティア活動や語学の勉強などをするのがすごく一般的です。出会った人たちに聞く限りでは、ほとんどの人がこれを経験してるように思います

ちなみにライアンはカナダで病院ボランティアをしていたそうで、イーサンは日本で日本語を勉強していたらしいです!!!日本語うまいです笑

ギャップイヤー、すごくいいことだと思います。日本でも一般的になればいいなあ。

 

ということで、今回はこのへんで終わります。急ですが笑

実はすごくブログに書きたいトピックがあるのですが、それを伝える前にまずは自分が経験してみようと思っていまチャレンジしてる途中なので、それはまた今度書きます〜

ほんとに寒くなってきました、体調気をつけましょう

ではではおやすみなさい

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おまけ:すごく好きな本屋さんを見つけたので